歴史|ビフィズス菌B-3はどのように発見されたの?

『腸内フローラの研究から、抗肥満作用を持つビフィズス菌B-3を発見。』

50年以上にわたって、ビフィズス菌研究を続けている森永乳業。「ビフィズス菌にはまだ知られていない、さらなる力がきっとあるはず。」そんな想いから新たな可能性を求め、数千種類の中からたどり着いたのがビフィズス菌B-3です。そして、数々の研究を重ね、痩せる働きがあることを発見。抗肥満剤として特許を取得しました。

森永乳業の主なビフィズス菌B-3研究|ビフィズス菌B-3の研究成果を学会等で広く発表!

2002年 乳児からビフィズス菌B-3を発見
2008年 動物実験において抗メタボリックシンドローム作用を発見
2009年 日本農芸化学会2010年度大会にて「肥満マウスにおけるビフィズス菌の抗メタボリックシンドローム効果」および「抗メタボ効果の機構解析」について発表し、農芸化学会トピックス賞を受賞
2010年 静岡大学との共同研究「ビフィズス菌によるマウス動脈硬化症発症抑制効果」について日本農芸化学会2011年度大会にて発表
2010年 科学英文雑誌Bioscience, Biotechnology and Biochemistryに高脂肪食誘導肥満モデルマウスにおけるビフィズス菌B-3株の抗肥満作用が掲載
(2010,74(8):1656-61)
2011年 乳酸菌関連の国際学会である10th Symposium on Lactic Acid Bacteria 2011にてビフィズス菌B-3の抗メタボ作用について発表
2012年 東京大学「機能性食品ゲノミクス」(ILSI Japan寄附講座)Ⅱ期研究成果シンポジウム「“食と健康”をめざす統合食品科学のニューフロンティア」にてビフィズス菌B-3の抗メタボリックシンドローム作用について講演
2012年 日本農芸化学会2013年度大会にて「光老化マウスの皮膚におけるBifidobacterium breve B-3株の保護効果」を発表
2012年 横須賀市中島内科クリニックにおいてビフィズス菌B-3摂取による抗メタボリックシンドローム効果に関する臨床試験を実施
2013年 第67回日本栄養・食糧学会大会「ビフィズス菌B-3 株による抗メタボリックシンドローム効果」の演題にてヒト臨床試験結果を発表
(2013,4(3):247-51)
2013年 日本乳酸菌学会2013年度大会にて「Bifidobacterium breve B-3株摂取による抗メタボ作用に関する研究」を発表。若手優秀発表賞を受賞
2013年 科学英文雑誌Beneficial Microbesに食餌誘導性肥満マウスを用いたビフィズス菌B-3投与による肝機能への作用に関するDNAマイクロアレイ解析が掲載
(2013,4(3):247-51)
2013年 日本食品免疫学会 宿泊セミナーにおいて、ビフィズス菌B-3の動物実験、ヒト臨床試験、作用機序に関する研究について講演
2015年 オランダで開催された腸内細菌とプロバイオティクスに関する国際学会Probiota2015にてビフィズス菌B-3の抗肥満作用および肌の保護作用についてポスター発表。
2015年 科学英文雑誌Beneficial MicrobesにUV照射による光老化モデルマウスを用いたビフィズス菌B-3の肌保護作用に関する研究が掲載
(2015 Mar 25:1-8)
2015年 科学英文雑誌Journal of Nutritional Scienceにビフィズス菌B-3摂取による代謝促進作用に関するヒト臨床試験に関する研究が掲載
(J Nutr Sci. 2015 May 4;4:e17.)
2018年 科学英文雑誌Bioscience of Microbiota, Food and Healthに肥満1度の成人におけるビフィズス菌B-3の体脂肪低減作用に関する研究が掲載
(BMFH. 2018;37(3):67-75.)
2019年 科学英文雑誌Beneficial Microbesに広島大学の鈴木教授と共同研究成果である「ビフィズス菌B-3の生理活性因子によるヒト腸管上皮細胞のバリア機能の強化作用」に関する研究が掲載
(Benef Microbes. 2019 Feb 8;10(1):89-100)
2019年 チェコ共和国で開催されたプロバイオティクスに関する国際学会IPC2019(The 13th International Scientific Conference on Probiotics, Prebiotics, Gut Microbiota and Health)にてビフィズス菌B-3の体脂肪低減作用および腸管バリア機能の強化作用について口頭発表