BMI(肥満度をあらわす指数)が高めの男女を対象にした臨床試験で、ビフィズス菌B-3が100億個入ったカプセルを1日2カプセル飲んでいたグループは、ビフィズス菌B-3が入っていないカプセルを飲んでいたグループに比べて、12週目にウエスト周囲径に差が生じました。
前出の体重・体脂肪等の測定試験とともに行った血液検査で、注目すべき結果が得られました。ビフィズス菌B-3摂取群では肝機能マーカー(γ-GTP※)の値が12週目で改善されたことに加えて、体脂肪の変動と正の相関が示されたのです。このことにより、体脂肪量を減少させると同時に、肝機能の悪化を改善する働きがあることが示唆されました。
ダイエットによる食事制限で肌荒れを経験された方も多いかもしれません。森永乳業ではビフィズス菌B-3の持つ美肌効果に着目。そこで紫外線を照射したモデルマウスに、ビフィズス菌B-3(20億個/日)を7週間摂取させ、肌の水分蒸散量を比較する実験を行いました。その結果、ビフィズス菌B-3を摂取させたマウスの方が、蒸散量が抑えられていることがわかり、肌の保護作用を確認しました。